症状が長引いていませんか?
新型コロナウイルス感染症が5類感染症に下がりましたが、感染された方の様子を伺うと
「なかなか咳が止まらない…」
「微熱が続いている…」
「喉の痛みが引かない…」
など症状が長引くかたもいらっしゃいます。
当院を受診された方であれば再診にて対応させていただいております。なかには、一度受診した他院を再度受診しようとしたところ、混雑で受診できなかった等の理由で当院に相談される方もいらっしゃいます。
上記のような長引く症状のほかにも、感染症の回復後に出てくる症状もあるそうです。
罹患後症状(いわゆる後遺症)とは?
WHO(世界保健機関)は、罹患後症状(いわゆる後遺症)について「新型コロナウイルスに罹患した人にみられ,少なくとも2カ月以上持続し,また,他の疾患による症状として説明がつかないもの。通常は発症から3カ月経った時点にもみられる。」と定義しています。
罹患後症状の例としては以下のような症状があります。
罹患後症状の例 | |||
疲労感・倦怠感 | 関節痛 | 筋肉痛 | 咳 |
喀痰 | 息切れ | 胸痛 | 脱毛 |
記憶障害 | 集中力低下 | 頭痛 | 抑うつ |
嗅覚障害 | 味覚障害 | 動悸 | 下痢 |
睡眠障害 | 筋力低下 |
体調に不安がある方は、気軽に当院にご相談を
体調が悪い状況を我慢して、無理をする必要はありません。
- ・体調が芳しくないのだけど、どこに相談したらよいのかしら?
- ・いつものクリニックが込んでいて、なかなか診てもらえない…
- ・後遺症が依頼を専門外来としてやっている病院・クリニックを教えてほしい!
などのお悩みがある方は、ぜひ気軽に当院にご相談ください。
また新型コロナウイルスの罹患後症状については、厚生労働省ホームページでも情報提供がされていますのでチェックしてみてください。
【このコラムの執筆者】
医師 福富 絵玲奈(ふくとみ えれな)
プラネット・アーバンクリニック院長。一般内科医。内科認定医、日本内科学会、日本総合診療病院医学会、日本プライマリ・ケア連合学会に所属しています。