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2023.12.14

原因も対処法もさまざま。「頭痛」の悩みはどうすればいい?

プラタナス編集部

頭痛は大きく分けて2種類

日本の15歳以上の約4割は慢性的な頭痛持ちと言われており、頭痛はとても身近な症状です。頭痛は大きく「二次性頭痛」と「一次性頭痛」に分けられ、原因も対処法もさまざまなため、お困りの方も多いかもしれません。
今回はそんな頭痛について簡単にお話したいと思います。

すぐに受診が必要な「二次性頭痛」

二次性頭痛は何らかの病気が原因で起こる頭痛で、脳卒中や髄膜炎など時に生命に関わる病気が隠れている場合があり、注意が必要です。

頭痛のほかに発熱などの全身症状、意識の低下、手足の動きにくさなどの神経症状、目の見えにくさなどがある場合や、突然頭痛が怒る、症状が強くなっていく、今までの頭痛とは違うなどの場合は、二次性頭痛の可能性があるのですぐに医療機関を受診してください。

症状が長引くことが多い「一次性頭痛」

一次性頭痛は明らかな病気はないものの、症状が繰り返し起こり、多くは慢性的に経過します。
一次性頭痛の代表には片頭痛や筋緊張性頭痛があります。


片頭痛は片側又は両側のこめかみや目の奥などがズキズキすつような痛みや吐き気を伴ったり、視界がちかちかするといった前兆が怒ることもあります。ストレス、疲れ、寝不足、寝すぎ、天候の変化、温度差、運動、光、脱水、アルコール、カフェインなど、きっかけはさまざまです。

筋緊張性頭痛は肩こりが原因で、主に首から後頭部にかけて重く締め付けられるような痛みがあります。姿勢が悪い方やパソコン作業が多い方、スマホをよく見る方に多く見られる症状です。

頭痛の原因や対処法が知りたい方は、当院へ

以前から頭痛があるけれど、忙しくて受診できていないという方や、受診するほどでもないかも…と悩まれている方は、ぜひ当院にご相談いただけたらと思います。
パソコンやスマホから気軽に受診ができ、さらに複数の専門医による診療体制を築いているため、定期受診にも安心です。

参考文献
Sakai F, Igarashi H. Cephalalgia. 1997; 17(1):15-22.
頭痛の診療ガイドライン2021

【このコラムの執筆者】
医師 福富 絵玲奈(ふくとみ えれな)
プラネット・アーバンクリニック院長。一般内科医。内科認定医、日本内科学会、日本総合診療病院医学会、日本プライマリ・ケア連合学会に所属しています。

この記事を書いた人

プラタナス編集部

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